掃き溜め
複雑なことを考えたくなる時は大体
時間を持て余してる。
時間を持て余した日の小さな悩みは
本当は大きな意味など持たないのに、
1を10で受け止めてしまう余裕があるようだ。
呟きの海を泳ぎながら小さな考えは
肥大化して伝わる事が多いが、
本当はフランケンシュタインのように
助詞が抜けた言葉を浮かべては
それを繋げているだけなのかもしれない。
そんな移ろいの中でフラフラとし、
自分のテンポを守り生活をしているから
気分や波長が合う人は少ない。
もし居ても“合ったフリ”をしている人も少なくない。
そんな中で偶然的に出会う、
自分と波長の合う人を大切にしたいと思う。
不平等なことを愛してしまう瞬間がある。
特別や例外を受け入れた時だ。
普段から素直に自分を愛せないからか、
似た人を大切にする事で、まるで、
自分を大切にした気持ちになる時がある。
人を受け入れるために共通点を探すのはいい事だ。